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オンリーワンコンサルティングに住むオンリーわんこが、サイグラムを通して人間関係がもっとラクになり、心がほっとできるコツを紹介します。
社長の失態? 
Posted on 11:33:41
秋のにおいと共ににさわやかな風が頬をなでた。
ふう、今日はとっても気持ちいい朝だ。

それなのに、杉田社長、奥さんとケンカしたらしい。
「いやー、昨日は参ったよ・・・」って、トホホな表情。

「夜中に家に着いて、仕事でくたくたになっているところに、
奥さんから子供のことでいろんな話をされたんだけど、
意識もうろうとしていたから、つい結論だけ言っちゃったんだ。
そうしたら、えらい剣幕で反発されて、
そこから延々終わらなくってさ・・・。」

「え?奥様って理屈型でしたよね。
どういう話をしたんですか?」

ユカちゃん少し、心配そう。

「うん。理屈型の人には、
きちんと起承転結で話さないといけないよね。

本当は、こういうわけだから、こう思うよって説明すれば、
僕の意見を受け入れてくれたと思うんだけど、
あの時は本当に意識がもうろうとしていたから、
前置きを省いてこう思うって部分だけ言っちゃったんだよね。
すると、彼女は今までやってきたことが
否定されたと思ったんだよね。
いやー、サイグラムの講師たるもの、失敗したよ~」
社長、頭を掻いて、苦笑い。

「あの・・・うちの子供も奥様と同じタイプなんですよ。
こういう場合、どんな風に話せばよかったんですか?」

ユカちゃん、さっそくメモメモ・・・うーん、勉強熱心♪

「彼女のタイプは絶対自分の考え方を曲げないし、
人に言われて変えたくないという心理が働く傾向があるんだよね。
努力を否定されたと思うと腹が立ってしまうようなんだ。
だから、否定されると“そうじゃない”って主張をする。
“あなたのことは認めていますよ”ということを前置きして
話さないと誤解を生んでしまうんだよ。
そして、自分で気づくようにヒントだけを出していくと、
必ず自分で答を見つけるから、
そういう話し方が今まで通じやすかったんだよね」

「そうなんですか。私の子供はまだ小さいけど、
これからの会話に気をつけてみます」

だけど、サイグラムのプロである杉田社長でも、
普段は意識してサイグラム使ってるんだなあ。
まあ、何でもきちんと意識しないと、
使えないってことなんだろうけど。

特に家族に対してのコミュニケーションって、
より無意識だったりするもんね。

でも、家族に対して、意識してでもコミュニケーション
とれるようになれば、家族間で起こる悲しい事件とかも、
なくなるような気がする。
普通ではなかなかコミュニケーションが
上手くできなくても、サイグラムを活用することで
家族の誤解が減って、仲良くなれるんなら、
やっぱり便利なツールなんだと、ボクは思うな。
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Posted on 10:11:00
杉田社長が朝、こんな話をしてくれた。

「この前サイグラムを受けて、子供が変わったって言ってた
山口さんいたでしょ。あの人からまた電話があってね、
子供のその日の様子で、奥さんが日中どうやって接しているかが
わかるようになったって言うんだ。」

ユカちゃんは興味津々で聞いた。

「え~?それってどういうことですか?」

「奥さんは、自分の感情をストレートに表現するタイプで、
それによってお子さんが萎縮してしまう傾向があるから、
なるべく気をつけていたんだけど、やっぱり日常の中で
どうしてもそれが起こってしまうらしいんだ。

それは仕方のないことなんだけれどね。

サイグラムを受けてよかったことは、
山口さんが仕事から帰ると、お子さんの様子が前の状態に
戻っているときがあった。

お子さんの様子の違いに気づいた山口さんが、
奥さんと話し合いをすることで、
奥さんも日頃の自分の接し方を
冷静に判断できるようになったらしいんだ。」

「へえ~。確かにサイグラムを受けたばかりのときは、
こうしようとかああしようとか思うけれど、
時間が経つにつれて忘れてしまったり、
今までの自分のクセがつい出たり、難しいですもんねえ」

自分を無理に変える必要はないんだよ。
サイグラムの目的はそれではないんだ。
サイグラムを受けることで客観的に自分と相手のやりとりを
見つめられればいいんだから。
山口さんの場合は、それをずっと続けているだけなんだけど、
これが一番重要なんだよ。これは、いい活用例だと思ったよ。」

確かに自分の性格は変えられないもんなあ。
でも人とのコミュニケーションの仕方は変えられるし、
客観的に見る目を持つことはできる。

それを日常でやり続けることが大切なのかな?
ローマは一日にしてならず、
コミュニケーションも一日にしてならず、かも。
Posted on 10:57:13
杉田社長のセミナーを受けた、山崎さんからメールが入った。

・・・・・私の夫は行動型だということが、つくづくわかりました。
以前から、朝起きると姿がなく、びっくりして家中を探すと、
机の上に“ちょっと旅に出ます”というメモがおいてあって、
青春18切符を買って、電車で出かけていたり、
突然、“明日USJに行くぞ!”と言い出し、
私が“だって、ホテルの予約は?”と聞くと、
“何とかなるよ”と言われたり、
とにかくびっくりの連続でした。
でも、これは彼の特性だったんですね。
私は理屈型なので、
このような思い立ったら吉日的な行動は理解できなかったのです。

セミナーを受けてから、こんなことがありました。
彼が買ってきた本で、「自転車に乗って痩せた」という内容が
あったらしく、それをとても熱心に読んでいました。
そしたらしばらくして、新しい自転車が家にあったんです(笑)

日曜日の朝、起きたら彼の姿がありません。
自転車もなくなっていたので、
「ああ、また、自転車で出かけたのね」
とのんびり思うことにしました。

お昼過ぎ、帰ってきた彼に尋ねると、
なんと彼は6時に出て、1時間半かけて、
家から30キロもある実家まで自転車で帰ったらしいんです。
実家のドアがドンドン鳴るので
お義母さんがびっくりして鍵を開けると、
「メシくわせろ~」って彼がいたって・・・

でも、私、もう笑って済ませることができるようになりました。

これもサイグラムのお陰です(*^_^*)
ありがとうどざいました。・・・・・・・

PS.彼はなんと5キロも痩せました♪


う~ん。やっぱり、行動で決める人は、アクティブだねえ。
Posted on 11:14:05
サイグラムを受講した取引先の山口さんから
杉田康紘社長に電話が入った。

「サイグラムを受講して、子供の話をちゃんと聞くことと、
褒めることをずっとやっていたら、
子供がよくしゃべるようになったんですよ!!」


「えっ本当?それは、よかったですねえ」杉田社長も嬉しそうだ。
「今まで、うちの妻も子供にガミガミ言っていたのですが、
それを止めたんです。
そうしたら、本当によくしゃべるようになって、
自分の感情もよく言うようになりました」
「へえ~、例えば?」
「駄々をこねるようになったんですよ。
この前は、“幼稚園に行きたくない~”とか。
今までそういうことも言わなかったから、
子供らしくなったなあって。」


「嬉しいでしょう?」
「いや、本当に。すっごく可愛いですわ」
山口さんの嬉しそうな声が受話器から漏れてきた。

杉田社長が受話器を置くと、
このやりとりを聞いていたユカちゃんが、
「私の妹も、そのお子さんと同じタイプだから・・・
そうだったんだ。」

「どうしたの?」杉田社長が聞いた。

「うちの妹は、周りからよく私と比較されていたようで、
それを母にグチっていたんだけど、母は“そんなことはない”って
いつも妹のよい所を褒めていました。
中学生の頃かな、妹が母に
“お母さんが私を褒めていてくれたから、
私はグレずに済んだ”って言ったらしいんです。」

「ああ、それはお母さん、いい子育てをしたね」杉田社長は言った。
「私も母も、妹は周りの目を気にしすぎだって思っていたんですけど、それは妹の性質によるものだったんですねえ。」
「うん、そうだね。妹さんも、山口さんのお子さんも、
人から評価されたい、尊敬されたいという気持ちが強いからね。」

「妹は自分にとても厳しい。
たとえば、“私はロクに子育てをしてない”なんて言うんです。
私から見れば、妹はちゃんと子育てをしているんだけど。
だから私は姉という立場で
ついアドバイスをしてしまうんです・・・」
「そこが、妹さんの特性なんだけどね。
今度は、妹さんを褒めるような言葉をかけたらどうかな?
きっと変わると思うよ。」


今までわからなかった妹の本当の姿が見えたようだ、
とユカちゃんはニッコリ。

家族や兄弟とのちょっとしたすれ違いも、
サイグラムが解決してくれるんだね!
Posted on 12:12:35
ある日、杉田社長の元に、取引先の山口さんが訪れた。

仕事の打ち合わせをした後、山口さんがこんなことを言うんだ。
「実は、うちの子供、3歳半にもなるのに、
ちっともしゃべらないんですよ。
家内ともしかして何か障害があるんじゃないかって
心配してましてね・・・」

ええ~しゃべらないってだけで、障害?そんなバカな?
ってボクは思ったけど
山口さん、真剣に悩んでいるみたいだ。

「でも全く話さないわけではないんでしょう?」
杉田社長が聞いた。
「ええ、話すことは話すんですが、
他の子供に比べると言葉数が少ないのです」

山口さんの話を一通り聞いて、杉田社長はこう言った。
「山口さんも、奥さんも、思ったことはそのまま言葉にして
言ってしまうタイプですよね。」
「はい、どちらかというとそうです」
「反面、お子さんは人前で失敗したくないという気持ちが強く、
絶対に弱みを見せません。
そのため、お父さんやお母さんの前では、
慎重に言葉を選んでいると思いますよ。
お子さんがご両親の見えないところで、
一生懸命努力していることはありませんか?」

「そういえば」山口さんは、ハッとしたように言った。
「電車の絵本を一緒に見ていたら、
やたら詳しく教えてくれたので、とてもびっくりしたんです。
いつの間にこんなに覚えていたんだろうって」
「そこなんですよ。お子さんはお父さんやお母さんが
知らないところで、一生懸命本を読んでいたんですね。
基本的にこのお子さんは、
頭がとてもいい子になる特徴があります。
でも、失敗したときに“お前は出来ないな~”と言われると、
失敗を恐れるあまり、行動できなくなってしまうのです。
この子の前で“○○できないな”、なんてことを
言っていたりはしませんか?」
「確かに、家内が子供に“○○ができない”なんて言っています。」
「この子は、ほめて育てると伸びる典型的なお子さんです。
ですから、お子さんが出来ているところをしっかり見てあげて、
例えば、さっきの電車の本だったら、
“こんなに電車のこと詳しいんだ、すごいね”とか、
“今度、この電車について知りたいな。教えてくれる?”
なんて聞いてみたらどうかな。
きっと喜んで調べて教えてくれると思いますよ。」

「なるほど、そうだったんですね!!」
山口さんの顔が急に明るくなった。
「ボクは本当に心配だったんです。
でも、これでやっとほっとできました。
杉田社長、どうしてこんなにうちの子供のことがわかったんですか?」
「これが、サイグラムなんですよ。」杉田社長はにっこり。
「へえ~サイグラムって、育児の悩みも解決できるんですねえ。」
「子供達の個性を伸ばすこともできるんです」
と、杉田社長。
「そうか!ぜひ、ボクも勉強したくなりました!」

山口さんはさっそくセミナーを受けることに決めたらしい。

サイグラムって育児書よりも頼りになるんだね!



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