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オンリーワンコンサルティングに住むオンリーわんこが、サイグラムを通して人間関係がもっとラクになり、心がほっとできるコツを紹介します。
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Posted on 12:30:49
三人はB電機に入ると、デジカメ売り場に直行した。
Y電機で見ていた同じカメラがここにもあったのだが・・・
「あれ、こっちの店の方が高いじゃん」
タカイくんがつぶやいた。

そこへ店員が「カメラをお探しですか?」と声を掛けてきた。

「はい。デジカメって今はどれが人気なんです?」
タカイくんはY電機の店員にした質問と同じ事をわざと聞いた。

店員
「こちらの棚に並んでいるのが、人気のある順なんですよ。
どんなカメラがご希望でした?」

タカイくん
「薄くて、軽くて使いやすいのが欲しいんだよね」

店員
「どういった写真をお撮りになるんですか?」

タカイくん
「旅行によく行くので、風景が多いかなあ」

店員
「期間はどのくらい行くんです?1週間くらいですか?」

タカイくん
「いや、働いてるし、週末の1泊2日が多いです。」

店員
「枚数は多く取るんですか?」

タカイくん
「うーん。そんなに枚数は取らないですね。」

店員
「動画なんかも撮りますか?」

タカイくん
「ああ、それは撮るねえ」

一通りタカイくんの状況を聞いた店員は、こう説明した。

店員
「実は、今のカメラはどれも同じように撮れるんですよね。
お客様は薄いものがご希望のようでしたが、
動いたものを撮ったりするときは、多少分厚くても
手ぶれ補正がついているものを選ぶと、
より簡単に撮れるんですよ」

「じゃあ、薄いだけがいいわけじゃないんだね」
タカイくんと隣で聞いていたクロダくんは、
納得したようにうなずいた。

店員
「それと、今はカメラとは別にメモリーを
買わなければいけないのですが、今のお話ですと
何枚も撮るわけじゃなさそうですね。
こちらのメモリーがありますが。」

タカイくん
「え?これ、3,000円の?」

店員
「はい。このメモリーは、最高画質で何100枚も
撮れないのですが、中画質なら100枚から200枚
撮れて、低画質なら600枚近く撮れます。
枚数をそんなに撮らないのなら
こちらでいいと思いますよ」

それを聞いたタカイくんはちょっとびっくりして
「実は、Y電機では1万円だって聞いたんだけど」
と言うと、店員は
「じゃあ、より容量の大きいコチラのメモリーを
勧められたんですね。これは中画質で600枚ぐらいは
撮れるんですが、必要ですか?
もし、パソコンをお持ちでないのなら、
これだけの容量があってもいいと思いますが・・・」
と言った。

フエキくんはとても感心して
その店員の話を聞いていた。
B電機の店員がタカイくんの欲求を
上手に聞きだしていたからだった。
これだけ親身に相談に乗っているから、
タカイは買うだろうな、と思った。

タカイくんも店員の対応に満足したのだろう。
「じゃあ、この3,000円のメモリーとこのデジカメにしようかな」
と財布を出そうとしたその時、
横からクロダくんが口を挟んだ。
「いや、それでもちょっとこのデジカメ、値段が高いよ」

クロダくんはつづけた。
「Y電機はこの値段だったんだけど、
おたくの方が高いよ。なんとかならないの?」

すると店員が聞いた。
「では、ポイントカードはお持ちですか?」
「いえ、持ってないです」タカイくんが答えると、
店員は言った。
「そうですか。ポイントカードをお持ちでしたら
そこにポイントがつくので、ポイントが溜まった分の
割引ができるんですが、現金で買われるなら、
これだけ安くしましょう。」

こうして、タカイくんはめでたくデジカメを手に入れた。

満足げに店を出るタカイくんとクロダくんを見ながら、
フエキくんは、感じ方を優先するタカイくんと
動き方を優先するクロダくんの満足の種類が
違う事をあらためて感じていた。

メモリーの値段の違いはあったものの、
最終的に値引きされたそのデジカメは、
Y電機と同じ値段だったのだ。
しかも、タカイくんはY電機のポイントカードを
持っていたので、Y電機で買えば
ポイントがついたのだ。

それでもタカイくんは
「あの店員から買いたくない」と店を出て、
クロダくんは値引きできないことに
不満を持っていた。
そしてB電機では
タカイくんは店員の対応に満足し、
クロダくんは、値引きが出来たという
行動に満足していた。

「販売や営業の側から見ると、
お客さんの購買心理がサイグラムでわかりますから
サイグラムは非常に役に立つんですよね」
フエキくんは、社長にそう報告していたよ。
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